■ 新車購入のオーナー代表 Laguさん
この方、本当に綺麗にして乗られています。いつもピッカピカにして。
とても大事に乗っていることから、E46///M3の思い入れも強いことでしょう。
伺ってみます。
2002年12月25日納車された LagunasecaBlue,6MT,RH の E46///M3 との付き合いも、早い .
もので丸6年になります。ドライビングポジションに難のあるMT,RHですが、慣れるのにさほ
ど時間は必要とせず、今ではまったく意識する事無く、自然にドライビングする事が出来ます。
今回 non☆さん から依頼があり、私から見た ///M3 の魅力について語らせて頂きます。
もともと国産ターボ車主義者だった私はM3に対する知識がありませんでした。かつてE30M3
というブリスターフェンダーで武装した、もの凄い車があった事は知っていましたが、E36以降、
///M3 という車が存在する事すら知りませんでした。 そんな私と E46 ///M3 との出会いは
なんと「GT−Rマガジン」でした。
2002年の9月号に、 「スカイラインGT−R vs 世界最新スポーツカー」 なる記事があり、その
記事の中に登場していた、ラグナセカブルーの E46 ///M3 に一目ぼれし、展示車を見る事
もなく、試乗する事もなく、すぐに本国発注!今までの人生の中で、最も高価な衝動買いで
したが、最も満足感のある買い物であった事も間違いないと思います。
【E46ノーマルボディとは異なる、筋肉質なボディー】
さりげなく張り出したフロント&リアのオーバーフェンダー、パワードームを備えるアルミ製ボン
ネット、Mシリーズを主張するサイドエアダクト、控えめな中にも独特なオーラを醸し出すフロン
トバンバー。どれをとってみても、美しい曲線で構成され、おもちゃっぽくない、大人の魅力!
また、上記マガジンに掲載され、私の HN の由来にもなっている、なんとも中途半端な独特の
ブルーも魅力の一つです。
【高次元でバランスする車の三大要素】
●走る
M GmbH社製S54 32-6Sエンジンは回転の上昇に比例してパワー感を劇的に盛り上げてい
く。低回転域がねばり強く、それでいて高回転域でパワーが弾ける。過去にあるシルキーシッ
クスの面影はなく、どちらかと言えば(良い意味で)獰猛なエンジン。スポーツモード+6連スロ
ットルによる、カミソリのような切れ味のレスポンス。市街地では踏み込みすぎに注意が必要。
ダブルVANOS による最適な燃焼効率と低燃費。今まで乗ったどの車よりも低燃費。
(6年間の平均:7.62km/L ※満タン法により計測)
●曲がる高剛性ボディ+前後重量バランス+FR
これらがもたらす気持ちいいコーナリング。高速道路や峠道はいうに及ばず、市街地で交差点
を曲がるだけでも刺激が得られる。ステアリングをスッと切り込み、スポーツモードのスロットル
をチョイと踏み込めば、リアにスッと荷重が乗って、小気味良くコーナリング。ステアリングを戻
す頃にはエンジンの回転数は3000台にのり、排気管の中で排気パノスが弾ける快感!
ただしノーマルサスペンションでは、締め上げ過ぎた弊害で、首都高の継ぎ目でピョンピョン跳
ね、わだちでうねった路面ではモコモコと不快にボディが揺れる。アフターパーツへの交換を勧
めます。
●止まる
純正仕様では珍しい、迫力ある大口径のドリルドローター。見た目はショボイが、良く効くブレ
ーキキャリパー。純正ブレーキでも何の不満もありませんが・・・見た目に耐えかね、brenboに
交換しています。
【 総 評 】
私にとって E46 ///M3 は、初めてのまともに所有する輸入車ですが、やはりM社のスピリッ
ツは国産メーカーとは異なり、「あくまでもドライビングによって快感を得る、速くて気持ちの良
い車」だと思います。
具体的に表現すると、車好き(走り好き)のみをターゲットに、五感で感じるフィーリングを重視
した車作りがなされていると思います。M3のような特殊車両だからこそ、走り好きのみを対象
に、企画、設計が可能だと思いますが、やはり設計する技術者自身がいわゆる「好き者」、走
り好きな技術者が自ら創るからこそ生まれるM社のスピリッツは、到底サラリーマンが設計し
ているメーカーでは真似の出来ない事だと思います。 最近では仕事も忙しく、以前ほど///M
3に触れていませんが、いつでも走らせられるよう、ピカピカに磨きこんで駐車場で待機してい
ます。また来年早々には///M3専用ガレージに移転しますので、時間を作ってM3と触れ合
いたいと思います。
Lagu@kawamura
凄い! まさに生粋の E46 ///M3 乗り代表のお言葉がギッシリっ !! ありがとうございました。
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